ケノンを購入して、美顔器で顔を照射したら、
- 肌のキメが整い、ハリが出た
- 薄いシミが肌色に近づいた
- 毛穴が目立たなくなった
- 肌の赤みが和らいだ・無くなった
などの効果を実感できたから、もっともっと綺麗になりたいので、目の周りや唇・ニキビ跡にも照射してみたいと欲がでます。
でも、詳しく説明書をみると、
- 美顔(スキンケア)で照射しないほうがよい
- 美顔(スキンケア)で使えない部位
というのがあります。
何らかの危険があるから禁止しているのですが、禁止されている理由と対策についてまとめています。
目元
ケノンの美顔(スキンケア)機能の説明書には「口や目の周りなど皮膚の敏感な部位には使用しない」と記載されていて、目元に使えない理由は以下の通りです。
ケノンが目元に使えない理由
- 目の周りは粘膜部分に近く、皮膚が薄く非常にデリケートであるため
- ケノンの光が直接目に入るのを防ぐため
ケノンで照射すると、パチッと眩しい光を放ちます。
サングラスを使用したり、目をつぶったりすることで強い光から目を守ることが出来ますが、目の周りを照射した場合、目をつぶって照射したとしても、照射したときに光を感じることがあります。
日本人の目は黒いですよね。この黒色の色素にはメラニンが含まれていて、ケノンの光はメラニンに反応して熱エネルギーが発生する仕組みだから、直視すると光を吸収してしまうことがあります。
光を直視すると
目の痛み
視力低下
視野が欠ける
など起きる恐れがあります。
このような理由から、メーカーは安全を考慮して目の周りでの使用は推奨していないのです。
目の周りへの使用は自己責任!
注意ポイント
安全上、まぶたへの照射は避けましょう。
目元のたるみや肝斑に照射しても効果は期待できません。
加齢と共に目元に現れやすい肝斑は、ホルモンバランスの乱れ・ストレスなどが原因で出来るものなので、ケノンで肝斑をなくすことは出来ません。
まぶた
まぶたに使用することはできません!
目元でもお伝えしましたが、照射時の光を直視する危険があるためです。
間違って照射しないように、肌に密着させないと照射できないセンサーが装備されていますが、特にまぶたや眼球に近い部分に密着させてしまうと照射できてしまうので注意しましょう。
まぶたがたるむ原因があるので、その原因をまずは考えてみましょう。
肌のたるみの原因
- 加齢によるコラーゲンやエラスチンの質が変化し、肌の弾力が低下する
- 筋肉の量や質が低下する
- 乾燥や紫外線の影響
まぶたは、睡眠中や目を閉じている時以外は絶えず動くため、筋肉疲労が蓄積しやすくなります。
また、「まぶたのたるみ」は加齢だけではなく、若い20~30代の女性でも起きていて、アレルギーや花粉症で目をこすり過ぎ、カラーコンタクトレンズなどの乱用、人工的に二重まぶたをつくる接着剤等による肌のかぶれなどが原因のこともあります。
まぶたのたるみを改善するには
- 不足したコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などを内側から補うために食生活を見直す
- 肌の保湿を心掛ける
- 蒸しタオルなどで温め、血行を促す
- ウィンクをしてまぶたの筋肉を鍛える
- ボトックス注射や手術などの外科治療を受ける
加齢による肌のたるみは避けられないものですが、特にまぶたは乾燥しやすく、ハリが失われ、たるみが生じやすい部分です。
ケノンの美顔器をまぶたに使うことはできませんが、たるみに気づく前から食事・保湿・筋肉トレーニングなどの日頃のケアを実践すると年齢より若く見られるかも?しれませんね。
唇
唇は黒ではありませんが、肌より濃い色のため、光が反応して熱くなり、痛みを感じたり、腫れたりする可能性があります。
知っておこう!
唇は皮膚と粘膜の両方の性質を持っている!
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織と構成されていて、表皮には外的刺激から守るため角質がありますが、唇は粘膜に近い性質を持っているため、角質は非常に薄く、刺激を受けやすくなっています。
ケノンは、粘膜部分の照射は禁止されています。
唇への照射が危険な理由
レーザー脱毛では「白抜け」といって、レーザーが唇に当たると色素が抜けて白くなってしまう症状があります。
ケノンはレーザーではないので、多少、光が唇に当たってもすぐに白抜けすることはありませんが、万が一のことを考えると、唇に照射することは止めた方がいいです。
ほくろ
知っておこう!
薄いホクロやそばかす、シミはそのままでOK
薄いホクロであれば、そのまま照射しても大丈夫です。
シミやそばかすは、美顔カートリッジで照射すると薄くなり、改善が期待できるので、そのまま照射しても構いませんが、痛みや熱さを感じる箇所は保護して下さい。
濃いホクロはシールで保護する!
ケノンの美顔器でホクロを取ることはできません。
熱いのを我慢して照射するのではなく「保護シールを貼る」「ホクロの場所を避けて照射する」など対策が必要です。
傷口
治療中の傷口の場合
治療中の傷にケノンの光を照射すると、ケノンの光が反応するため、次のようなことが起きる可能性があるので照射しないで下さい。
注意事項
赤み
傷の悪化
傷跡が残りやすくなる
傷がある場所に照射したい場合は、保護シールを貼りましょう。
古い傷跡の場合
古い傷跡が色素沈着して、茶色く残っていることがありますよね。
肌は、強い刺激を受けるとメラニンを過剰に作り出して肌を守ろうとするため、傷が深い場合は、傷が治ってからもメラニンが色素沈着として残ってしまいます。
あまりにも濃い色素沈着は、ケノンの光が集中してしまい、熱くなり、痛みを感じるので照射しないほうがいいです。
ただ、薄い色素沈着の場合は、美顔カートリッジの効果で改善する可能性もあるので、そのまま照射して様子を見るといいです。
ニキビ
赤いニキビは照射しない
赤いニキビを触るだけで痛みがあるときは、ケノン美顔器の使用は避けましょう。
軽度のニキビや、1つ2つ程度のニキビであれば、その部分に保護シール(絆創膏など)を貼って、照射時の光が直接当たらないように対処すれば、通常通り使用しても問題ありません。
知っておこう!
ニキビ肌・ニキビ跡には効果的!
ニキビは、皮脂の過剰な分泌や古い角質が溜まることで毛穴が詰まることで悩みの原因になります。
ケノン美顔器を使うことで、新陳代謝が高まり、毛穴の汚れを排出しやすくなり、肌環境を整えることで、ニキビができづらい肌に改善されます。
ニキビそのものを治すことは出来ませんが、ニキビを改善し、ニキビが出来にくい健康的な肌へと導いてくれます。
ニキビ跡のクレーター
皮膚の表面に出来た軽度のニキビやニキビ跡は、肌環境を正常に戻すことで改善することが可能ですが、凸凹がひどいクレーター状のニキビ跡は、肌の内部まで傷ついているので、肌環境を整えただけでは回復は難しいです。
では、なぜ、クレーターのようなニキビ跡が出来てしまうのか、その原因について調べてみました。
クレーター状のニキビ跡の原因
肌は表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。
肌のターンオーバーが行われるのは肌の表面、表皮部分のみで、真皮ではターンオーバーが行われません。
アクネ菌が増殖してニキビが炎症を起こし、真皮層にまで傷が及んでしまうと、肌が再生出来ずに陥没したり、血管がダメージを受けて赤黒い色素沈着などが起きたりします。
このようにニキビの炎症が肌の奥まで届くと、真皮層にあるコラーゲンなどが破壊され、肌が陥没し、クレーター状の跡が残ることになるのです。
一度破壊された真皮は、肌の環境を改善しても簡単に修復することは出来ません。
ニキビの炎症が皮下組織まで及ぶと、クレーター状のニキビ跡が出来る確率は高くなります。
クレーター状のニキビ跡が出来ている場合、真皮までダメージを受けているので、ケノンの美顔器を使用しても凸凹を改善することは出来ません。
ケノン美顔器でニキビ予防!
出来てしまったニキビ(軽度)を悪化させないようにケアしたり、ニキビ予防したりするために美顔器を使い続けることで、ニキビが出来にくい肌へと導いてくれます。
イボ
イボには、種類がいくつかあるけど、
肌色や白色のイボ
褐色や黒色のイボ
についてお伝えしますね。
色の濃さで対応を変える
イボの色が茶色や黒いとメラニンが多く含まれているため、照射時の痛みが強いです。
肌色や白色のイボは、そのまま照射しても問題ありません。
褐色や黒色のイボは、シールなどで保護してから照射しないと痛みが強いです。
ケノンの美顔器は、イボが取れたり、改善されたりする効果は期待できません。
でも、使用することで、肌の新陳代謝が活性化されて、イボが小さくなったり、取れたり、消えたりすることがあるのかもしれません。
肝斑(かんぱん)
知っておこう!
肝斑の特徴
女性に多い
30~40代になってから現れる事が多い
左右対称でほぼ同じ形のシミ
頬骨のあたりや額にできやすい
目の周りにはできない
シミの境界線はぼやけて、はっきりしない
季節や日によってシミの濃さが違う
ピルの飲み始めにできることがある
妊娠中に現れることがある
閉経とともに薄くなることがある
肝斑は、女性ホルモンとの関わりがあるようで、妊娠や閉経により現れたり、薄くなったりする傾向があると言われています。
シミと見分けが難しいため、不安なときは一度、診てもらうといいです。
目のクマ
光が目に直接入ると危険なため、目の周りへの使用はできないことになっているので、自己責任だからとクマを照射するのは避けたほうがいいと思います。
目の下のクマには3種類ある
青クマ
青クマの原因は、血行不良・疲労・寝不足・ストレス・冷え・乾燥などです。規則正しい生活と適度な運動、目の周りを温めることで血行を良くすることが有効です。
茶クマ
茶クマの原因は、色素沈着です。洗顔やお手入れの時の摩擦やメイクでの刺激、乾燥・日焼けによる色素沈着が原因なので、擦らず・肌に刺激を与えないことが大切です。
黒クマ
黒クマの原因は、肌のたるみが原因です。目の下の皮膚は薄いので、加齢とともにたるみやすくなり、たるんだ皮膚が目の下に影を作り、黒く見せます。たるみを解消するには、アイクリームなどで肌にハリを与える、眼輪筋のトレーニングをして鍛えるなどがあります。
妊娠線や肉割れ
知っておこう!
妊娠線や肉割れは、急激な体重増加で皮膚が引っ張られ、真皮層が断裂して、ひび割れのような筋ができることです。
表皮は、柔らかいので伸びますが、真皮は表皮に比べ、柔軟性が低いので裂けてしまっているのでケノンで照射しても効果はありません。
妊娠線や肉割れを完全に消すことは不可能だと言われていて、目立たなくするためには美容外科などに行って相談されることをおすすめします。
深いたるみやシワ・ほうれい線
深い●●の原因は・・
加齢
乾燥
ストレス
紫外線
食生活の偏り
ダイエット
40代・50代の方の肌の悩みだけではなく、若い20代・30代の方でも無理なダイエットにより、皮膚がたるむことで悩まされることがあり、実年齢よりも5歳~10歳ほど、老けて見られることもあります。
ケノン美顔器は、薄いシワや薄いシミに効果はあるけど、深いシワやほうれい線を目立たなくすることは難しいです。
バストアップ
バストアップするには、
女性ホルモン【エストロゲン】の分泌を増加させる
乳腺を刺激するマッサージ
が効果的と言われています。
ハリのある透き通ったバストに!
バストを大きくするバストアップはできないけど、ハリのあるバストを作るために美顔カートリッジで照射するのもいいと思います。
脱毛カートリッジ:バストの産毛脱毛
美顔カートリッジ:バストにハリを与える
バストには、脱毛と美顔の両方を使って肌を綺麗にすることができます。
まとめ
説明書にも書かれていますが、禁止部位があることを理解した上で、美顔器を使うときは自己責任になります。
目元付近のシワを改善したいと思って、私は使ってみてはいますが、照射したときに目をつぶっていても、暗いまぶたに一瞬光りが、パチって光が見えるので始めの頃は大丈夫かなぁと思ったことがあります。
そこで、ケノンのサポートセンターに問い合わせたら、
とのことでした。
美顔器の効果はコチラ!
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