脱毛は毛周期を考えて、照射間隔を一定にすることで効率よく脱毛できると言われています。
- サロンは2~3ヶ月に1回
- 家庭用脱毛器は2週間に1回
を目安に脱毛します。
もしも、次の脱毛までの間隔が目安以上に空いてしまったとき「また毛が生えてくるの?」「効果がなくなるの?」という疑問を解消するために解説します。
脱毛間隔があいてしまう理由
次の脱毛までに間隔があいてしまう理由と原因をまとめます。
- 予約が取りにくい
自分の予定に合わせて次回の予約をしますが、予約がいっぱいであれば別の日に予約を取り直す必要があります。
人気サロンや夏の時期は脱毛する人が多く、予約が取りにくいことがあり、脱毛間隔があいてしまうことがあります。
- 忙しくてキャンセルした
予約した日に、外せない予約が入ることや体調不良などでキャンセルしないといけなくなったとき、翌日や翌週に予約を取ることは空いていないことが多く難しいです。
そのため、さらに1~2ヶ月先の予約になってしまうことがあります。
- 日焼けした
日焼けした茶色はメラニン色素の色です。
脱毛時に発光される光もメラニン色素に反応して熱エネルギーが発生する仕組みで、肌に含まれるメラニン色素にも反応するので炎症を起こす可能性があり、日焼けが落ち着くまで脱毛できません。
- 妊娠・生理
ホルモンバランスが変化するため、肌の感度が良くなり、照射すると痛みが強くなる・赤くなることがあります。
サロンでも、家庭用脱毛器でも妊娠中は脱毛できないことが多いです。
- 照射するのを忘れた
家庭用脱毛器は、自分のタイミングで照射するため忘れてしまうことがあります。
脱毛間隔をあけすぎると効果はどうなる?
前回の施術から次回の施術までの期間が長く開き過ぎてしまうと、今までの脱毛の効果もなくなってしまうのではないかと心配になりますが・・・
結果を言うと
脱毛間隔が空いても効果に変化はありません!
だから・・・
- 効果が無くなる!
- 効果が減少する!
ことはなく、維持されたままです。
そのため、脱毛しない期間が長く空いたとしても、脱毛できている部位と脱毛できていない部位があるという状態がそのまま続くだけで、それまでに受けた効果はそのまま有効です。
効果が一番高い照射間隔
フラッシュ式光脱毛のとき、高い効果を発揮するのは毛周期のサイクルの【成長期】にある毛です。
成長期の毛というのは、肌から生えている毛のことで【成長期・退行期・休止期】のサイクルの中の一つで毛根がしっかりある状態の期間です。
毛根にダメージを与えて脱毛するため、退行期はダメージが少なく、毛が抜けた状態の休止期は効果がありません。
- サロン・クリニック:1~2ヶ月に1回
- 家庭用脱毛器:2週間に1回
脱毛をはじめるときの注意
脱毛を始めるとき、はじめる動機がありますよね。
- 夏までに間に合わせたい!
- 予算内で収めたい!
など、こんなはずじゃなかった~っと、ならないためにも、開始するときに注意することがあります。
脱毛が終わるまでの期間を考える
どんな方法で脱毛するのかによって、脱毛間隔や回数・終わるまでの期間が違います。
場所 | クリニック | サロン | ケノン |
---|---|---|---|
脱毛 方法 |
レーザー
|
光脱毛
|
光脱毛
|
脱毛 間隔 |
1~2ヶ月
に1回 |
1~2ヶ月
に1回 |
2週間
に1回 |
脱毛 回数 |
6回
|
18回
|
18回
|
脱毛 期間 |
6ヶ月
~1年 |
1年半
~3年 |
9ヶ月
|
それぞれに違いがあるので、予算や終わるまでの脱毛期間を確認して、はじめるようにしましょう。
サロン・クリニックは契約期間を確認
サロンやクリニックで回数パックを契約するとき、その回数を消費する期限が決まっていることがあります。
例えば、2年以内で消化することが決まっている場合、使えなかった回数は消滅するので、脱毛を継続したいときは再契約する必要があります。
ココに注意
有効期限や回数制限はサロンやクリニックによって違うから、契約する時には必ず確認して!
月額コースの場合は、最低2年間の支払いが必要になるなどの条件がないか確認しましょう。
脱毛間隔は毛周期で決まる
毛周期は、毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルで、
- 成長期:毛根にある毛母細胞が活発で毛が成長する時期
- 退行期:毛母細胞の活動が止まり、毛根が退縮し、毛が抜け落ちやすくなる時期
- 休止期:毛根が退化し、毛が抜け落ちる時期
毛根がしっかりしている成長期の毛に照射することで毛根にダメージを与えて、脱毛を促すことができます。
- 成長期の毛は全体の20%程度
- 毛の生え変わり期間は約2ヶ月
を考えて、脱毛間隔は決められています。
- サロン・クリニックで脱毛
一般的に1~2ヶ月に1回の照射間隔で、これは基本の毛周期に合わせています。
照射して毛根にダメージを与えると2週間程度で毛が抜け、前回の照射から次の照射までに【新しい毛】と毛根へのダメージが少なかった【再生した毛】が生えてくるので、次の照射時に毛根にダメージを与えて脱毛を進めていきます。
成長期にある毛は全体の20%なので、1ヶ月に1回照射すると成長期の毛に2~3回照射でき、毛根へのダメージが少ない毛に何回も照射できるけど、20%の毛しか生えていないので残りの毛を脱毛するには契約した照射回数では足りなくなることがあります。
だから、効率よく脱毛するためは、2~3ヶ月に1回の照射間隔がベストです。
- 家庭用脱毛器で脱毛
基本は2週間に1回で、毛量が減って、毛が生えてくるのが遅くなったら1ヶ月に1回・2ヶ月に1回と照射間隔を伸ばします。
成長期にある毛は約2ヶ月あるので、2週間おきだと4回照射することになります。
サロンに比べて照射回数が多いのは、より毛根にダメージを与えて効果を実感するのを早くすることができます。
買い取りなので、何回照射しても追加費用は掛からないので照射回数を気にすること無く脱毛することができますよね。
まとめ
脱毛をはじめると、1~2ヶ月とか1回で終わるものではないため、予定通りに脱毛できないことがあります。
前回の脱毛から次回の脱毛までの期間があいてしまうことがありますが、効果が無くなるということはありません。
サロンと家庭用脱毛器は永久脱毛ではないので、長期間放置すれば毛が再生することがありますが、脱毛を再開すれば毛は薄くなっていきます。
脱毛を再開するとき、
- サロン・クリニックは、予約が必要だし、再契約が必要なときもあります。
- 家庭用脱毛器は、本体を出して家に居ながら隙間時間に照射できます。