子供のムダ毛の問題は結構深刻で、私が小中学生の頃と何にも変わっていないんだなぁと感じました。
腕や足・鼻の下の産毛は目に見える部分だし、目立つから、剃ってあげたいと思うけど、剃ると濃くなるし、一度剃るとずっと剃らないといけなくなるから我慢できるところまで何もしないでいようと思っていました。
ムダ毛についての話が、子供から出てきたということは、自己処理をしないといけない時期は近いと思い、どんな方法がよいのか考えてみて、家庭用脱毛器はどうだろうと。
小学生や中学生の子供でも、
- 家庭用脱毛器は使えるの?
- 子供でも脱毛効果はあるの?
- 使う時に注意することは何?
- おすすめの家庭用脱毛器は?
ということを調べたり、メーカーに直接聞いたりしたことをまとめています。
子供が毛深い!どうにかしたい!
子供が毛深いというのは深刻な問題で、年頃の女の子は、友達から毛深いことを指摘されたり、からかわれたりすると、とても気にし始めて悩みだし、最悪いじめに発展するケースもあり、子供が傷つくことがないように親として出来る限りのことをしてあげたいものです。
娘が小学5年生の頃、腕や足の毛はもちろんのこと、親として一番気になるのが顔の産毛で、
- 左右が繋がっている眉毛
- 鼻下の髭のように濃い産毛
- おでこや頬・もみあげ部分の産毛
など、気になる部分が多くあります。
自分の子供は気にしていなくても、友達との会話の中で色々と話しを聞いてきますよね。
と言う話を聞くと、ムダ毛問題もそろそろだなぁと思います。
- カミソリ負けしてヒリヒリする
- 肌を切ってしまった
- 肌がカサカサに乾燥して痒くなった
- 手が届かないところだけ毛が残って変だった
- 毛穴が赤くなって余計に目立った
- 除毛剤を使った肌が赤くなり、かぶれた
- 数日経った頃、赤いブツブツができて皮膚科に行った
- ツンとしたニオイが凄い
- また毛が伸びてくるから子供にとっては値段が高い
- 親に内緒で使えるものではなかった
親に言うのが恥ずかしいと思っていたので、こっそりとムダ毛処理したけど、良かった思い出はなく、子供のために親がしっかりと自己処理の方法を考えてあげて、綺麗な肌の状態をずっと維持できるようにしてあげたいと思います。
自己処理の回数を減らす、毛が生えてこない状態にするには「脱毛」しかないと思うけど、脱毛サロンに通う時間もお金も無いから、家庭用脱毛器は何歳から使えるのかなど、子供のムダ毛処理について色々と調べてみました。
カミソリで剃るのが怖い!
体毛が生えてくる時期は個人差があるけど、10歳前後から子供の体毛は変化してきて、小学校低学年の頃から腕や足の毛が目立つようになってきますよね。
ママ友と話をしていると、女の子のママだけでなく、男の子を持つママも子供の体毛に関する悩みを持っているようで、夏はプールなど学校でも肌を見せる機会が多くなり、お友達の目を気にするお子さんもいるのでママとしては心配ですよね。
カミソリは手軽だけどデメリットがいっぱい!
スーパーやドラッグストアなどで安く手軽に手に入り、すぐにムダ毛が無くなるのがメリットで、身近なところにあるカミソリは体毛が濃いことに悩んでいる子供には「カミソリで剃る方法」は手っ取り早いやり方です。
でも、カミソリで剃ることは、デメリットがたくさんあって、子供のデリケートな肌にはおすすめできないムダ毛処理方法だから、その理由をまとめます。
剃った後の肌が傷だらけ
カミソリで剃った直後の肌は見えない傷がたくさんついていて、ムダ毛と一緒に角質も剃ってしまうので、肌が敏感になり腫れを起こしやすくなります。
カミソリ負けと呼ばれるように、カミソリで剃った後の肌は赤くなったり、痒みがでたりすることです。
すぐに伸びてチクチクする
カミソリで剃った直後の肌はツルツルしているけど、すぐに伸びてきてチクチクします。
ムダ毛が伸びるのが早い人は、次の日にはもう伸びているのですぐに剃らないとつるつる肌を維持することはできません。
剃った後の毛穴や肌が汚くなる
カミソリで剃った後の毛の断面は、意外に大きいので毛穴が黒く見えることがあるし、毛穴が腫れたり、毛穴の周りが赤くなって余計に目立つことがあります。
また、カミソリに傷つけられた肌は、キメが荒く、透明感を失うので肌が汚く見えることもあります。
埋没毛や毛嚢炎になりやすい
埋没毛とは、皮膚が強い刺激を受けたため毛穴が塞がれてしまい体毛が皮膚の中で伸びてしまっている状態で、カミソリや毛抜きでムダ毛処理をしたときによく見られるものです。
毛嚢炎とは、毛穴に細菌が入り込み腫れている状態で、古いカミソリで剃った時などは、不潔になりがちなので毛嚢炎になりやすいと言われています。
カミソリで剃り続けていると埋没毛・毛嚢炎どちらにもなりやすく、埋没毛に一度なってしまうと治すことが難しくなってしまいます。
家庭用脱毛器は子供でも使えるの?
家庭用脱毛器は、自宅で好きな時間に手軽に脱毛できて、何度でも脱毛できる便利なアイテムですが、子供も使えたらサロンに連れていく時間も費用も掛からず、親としても助かりますよね。
家庭用脱毛器が子供でも使えるのかどうか調べてみました。
家庭用脱毛器は子供でも使える
家庭用脱毛器は特に年齢制限はないため、子供でも使用することができます。
注意ポイント
家庭用脱毛器を未成年者に使用することを非推奨としている機種が多いです。
注意しながら使用すれば、子供でも脱毛することが出来ますが、あくまでも自己責任(子供が使用する場合は親の責任)での使用になります。
フラッシュ式の光脱毛器は、肌に優しいので子供の脱毛にもオススメで、出力を調整できる機種なら子供の肌の状態や痛みに合わせて調整して脱毛できます。
家庭用脱毛器には、レーザー式の脱毛器がありますが肌への負担が大きく、刺激が強過ぎるので子供にはおすすめできません。
子供には推奨されていない3つの理由
家庭用脱毛器の多くは、小中学生の子供への使用を推奨していませんが、メーカーに問い合わせると「使わないで下さい」とか「禁止」している訳ではなく、非推奨にしている理由は3つあるようです。
推奨しない理由:その1
誤った使い方で痛みやかぶれが起きるのを防ぐため!
家庭用脱毛器は、正しく使用することで脱毛効果を最大限に発揮しますが、肌を十分に冷やさないまま照射したり、同じ場所を重ね打ちしたりすると腫れたり、かぶれなどを引き起こす恐れがあります。
また、照射できていない部位、つまりは照射漏れがあると、そこだけが脱毛効果を得られないため、ムラなく脱毛するためにも初めのうちは親御さんが付き添って照射してあげる必要があります。
中学生くらいになると、きちんと使い方を教えてあげれば、一人でも脱毛することが出来ます。
推奨しない理由:その2
ホルモンバランスが乱れているため!
小学高学年から中学生にかけては、体が大きく変化していく時期で、体毛が生えてきて、女の子は生理が始まります。
この時期は、ホルモンバランスが乱れているため、脱毛してもすぐに新しい毛が生えてくる可能性が高く、特に生理の周期が不安定な10代前半の中学女子は、脱毛効果が下がると言われています。
推奨しない理由:その3
子供の毛はメラニンが少なく、毛が薄くて細いため!
フラッシュ式の光脱毛器は、毛に含まれるメラニンに反応して毛根に刺激を与えて脱毛する仕組みです。
そのため、産毛など細い毛はメラニン色素(黒い色)が少ないので、フラッシュの光の反応が少なく、毛根に十分な光エネルギーを送り届けることが出来ないから脱毛効果が低くなります。
このような理由から、子供の脱毛に関してメーカー非推奨となっている家庭用脱毛器が多いのです。
子供が家庭用脱毛器を使うときの注意事項
子供が家庭用脱毛器を使用する際には、以下のことに注意して脱毛することが大切です。
正しく使用する
照射レベルは親御さんがテスト照射してあげて、子供に最適なレベルを見つけて設定することで、照射レベルを設定するときに迷うことがなくなり、痛みや赤みを避けることも出来て、あとは照射ボタンを押すだけで脱毛できます。
照射時は、冷やす ⇒ 照射 ⇒ 冷やすという手順を守ることで痛みや赤みの心配が減ります。
照射後の肌ケア
子供が忘れがちになるのが、照射後の保湿ケアです。
毛に熱を与えて毛根にダメージを与えているため、肌の水分が失われて乾燥するので、赤みやかゆみを予防するためにも、脱毛後はしっかりと保湿ケア保湿をしましょう。
日焼け対策
夏場、外での活動が多い子どもたちは真っ黒に日焼けしますよね。
日焼けすると、肌を守るためにメラニン色素が大量に発生して肌が黒くなります。
そこに脱毛器を使うと、照射した光が毛だけではなく、肌にも反応して強い痛みを感じることになり、赤みの原因になるので、紫外線が強くなる季節に脱毛をする際には、しっかりと日焼け対策をしておきましょう。
家庭用脱毛器は何歳から使うといいの?
家庭用脱毛器の多くが、未成年者の使用は推奨していませんが、使用を禁止している訳ではなく、脱毛しても毛が生えてくると感じるかも知れないからだと、複数社の家庭用脱毛器メーカーに問い合わせて思いました。
子供の使用を推奨しない理由は、
- 正しく使えない
- ホルモンバランスが乱れている
- 毛が細く、色が薄い
ということです。
何歳から使うと脱毛効果を感じられるのか聞いた話をまとめたいと思います。
脱毛器の使用は10歳くらいから
更に詳しく調べて見ました。
第一次性徴期は急激に成長するため、脱毛効果は得られにくいという感じがしますが、第二次性徴期は、第一次性徴期に比べたらホルモンバランスも整い、ゆるやかな成長になるから脱毛をはじめるのであれば第二次性徴期の10歳前後から始めてもいいのかも知れません。
第二次性徴期は、10歳前後から5年ほどの期間があり、後期になると女性は初潮を迎え、男性は声変わりが始まるので、体の変化が最終段階になる時期から脱毛をはじめるのも一つの目安かと思います。
レーザー脱毛と光脱毛どっちを選ぶ
ムダ毛処理において、カミソリを使うことは肌への負担が大きく、これから大人になっていくのに綺麗な肌のまま、ムダ毛の悩みも解消してあげたい・・・と思うのが親心です。
脱毛サロンや医療クリニックに子供を通わせる場合、1年~2年掛けて脱毛を受けるため、費用もさることながら送迎の負担も掛かり、習い事を一つ増やすようなものだから忙しい親には大変です!!
毛が無くなるまで少々時間は掛かりますが、家庭用脱毛器があれば自宅でスキマ時間に脱毛してあげることができます。
さて、家庭用脱毛器にはレーザー脱毛と光脱毛の2種類があります。
注意ポイント
下記で紹介するトリアもケノンも、未成年者への使用を推奨していませんので、親の責任のもとで注意を払い使用することが大切です!
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レーザー脱毛器は子供向きではない!
国内で販売される家庭用レーザー脱毛器として、唯一無二の存在である「トリア」は、医療クリニックと同じダイオードレーザーを使用した脱毛器で、家庭用にパワーを抑えていますが、脱毛効果は非常に高いと言われています。
家庭用とは言え、高い脱毛効果を実感している人が多いですが、子供にはオススメできないと思います。
おすすめできない私の理由
- パワーが一点に集中するため刺激が強い
- 照射範囲が1cm2と狭く、照射に時間が掛かる
- 脱毛範囲が広いと継続できない
- 約590gと長時間持つには重い
光脱毛器がおすすめ!
子供が脱毛するのに家庭用脱毛器を使うなら、肌への刺激が少ない機種がおすすめです。
実際に娘がケノンで脱毛をしているので感想を聞くと、
- 少し熱さを感じるけど痛くはない
- 保冷剤で肌を冷やせば熱さも感じない
- ボタンを押すだけと簡単
と、脱毛するのが当たり前になっています。
はじめの頃は、私がレベルを調整してあげたけど、3回目からは自分でするということで任せています。
光脱毛器は照射レベルを設定することができる上、より肌負担を少なくする連射機能が搭載された脱毛器だから、デリケートな肌質でも強さを調整しやすく、照射範囲も広いから楽しく脱毛できます。
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子供も使えるおすすめの脱毛器
家庭用脱毛器なら、家で脱毛してあげられるし、肌に優しい脱毛器を選ぶことで子供脱毛することができます。
たくさんの家庭用脱毛器がありますが、その中でも私がおすすめする「ケノン」で、子供が使っても大丈夫な特徴を紹介します。
レベル・ショット数が調整できる
ケノンの照射レベルは1~10まであり、レベル1が一番肌に優しいですが、脱毛効果は弱くなるので、レベル1から始めて肌に問題がなければ1つずつレベルを上げることで、子供に丁度良いレベルを見つけてあげられます。
レベルが選択できる家庭用脱毛器は他にもありますが、ケノンのように1~10まで細かく選択できる脱毛器はありません。
連続ショットとは、同じレベルでも連続ショット機能を使うとより肌に優しく、1回で与える強さを3回照射または6回照射に分割して肌に優しく脱毛できるようになっています。
操作がとても簡単
ケノンは日本語表示で操作も簡単、子供用の設定にしておけば、電源を入れて照射ボタンを押すだけで脱毛することができるため、痛みや赤みが起きる配もありません。
安全機能が付いている
ケノンは、肌にハンドピースが触れていないと照射できない安全装置が付いているので、間違って照射ボタンを押しても照射されないので安心して使うことができます。
ケノンはコスパも最強です!
家庭用脱毛器の中でも「ケノン」は照射回数が多く、購入時に装着されているプレミアムカートリッジは、レベル1で100万発、レベル10でも30万発照射できます。
照射回数が多く、コスパが良いから家族全員で使うことができるので、まず、ママがケノンを試してみてからお子さんに使用するのもおすすめですよ。
子供の毛が生えてくる感じたら
子供のムダ毛をケノンで脱毛してみても毛が生えてくる!と感じることがあるかも知れません。
子供の体毛は大人と違い、下のような特徴があるため脱毛効果が感じにくい場合があります。
毛が細い
ケノンの光はムダ毛の黒い色に反応して毛根にダメージを与えて脱毛するため、ムダ毛が細いと毛根にしっかりとダメージを与えることができず、脱毛効果を感じるまでに時間が掛かります。
毛の色が薄い
子供の時は、ムダ毛の色が薄く、毛に含まれる黒色の色素であるメラニンの量が少ないため、ケノンの光が毛根まで届きにくいから脱毛効果を感じるまで時間が掛かります。
ホルモンバランスの乱れ
成長期にある子供は、ホルモンバランスがまだ整っていないため、ホルモンバランスが乱れていると毛周期が乱れてくるので、ケノンの光を照射しても脱毛効果を感じにくくなります。
毛周期の乱れ
毛周期とは、体毛が生え変わるサイクルのことで成長期・退行期・休止期があり、脱毛するときは成長期の毛に照射すしないと脱毛効果がなく、退行期・休止期のムダ毛に照射しても脱毛効果はありません。
成長期は毛周期がまだ安定していないので、ケノンの光を照射しても脱毛効果が感じにくいことがあります。
上記のような理由で、毛根へのダメージが少ないために、脱毛効果を感じるまでには照射回数・脱毛期間が長くなる場合がありますが、繰り返し照射することで脱毛効果が実感できます。
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頻繁に自己処理しなくて済むように「家庭用脱毛器」を使って脱毛することで、肌への刺激やダメージを与えることなく徐々にムダ毛を減らし、ツルツルの状態にすることができます。
脱毛クリーム・除毛剤・ブラジリアンワックス・除毛ローションなどもあるけど、どれも数週間で毛が生えてくるから、ずっと使い続けないといけないため、私は使いたくないし、子供にも使わせたくないと思っています。
それなら、はじめから脱毛して毛が生えない状態にしたほうがいいと思います。
家族でこんな使い方
パパは、髭脱毛に
ママは、脇毛や顔の産毛・腕・脚脱毛に
お姉ちゃんは、VIO脱毛に
お兄ちゃんは、剛毛な胸毛に
家庭用脱毛器の値段は、機種によっても違うけど3万~8万と決して安くは無いですが、脱毛サロンや医療クリニックに通うよりも低コストですし、家族で共用すれば更にお得ですよ。
まとめ
当初は、家庭用脱毛器というのがあることを知らなかったから、脱毛サロンや医療脱毛の無料カウンセリングを受けて通うつもりだったけど、家庭用脱毛器を知り、調べてみたら結構いいかもって思うようになりました。
子供への脱毛は推奨されていないことが多いけど、痛みや赤みが起きないように出力を調整して、正しい使い方をすれば、しっかりと小学生でも中学生でも脱毛することができます。
家族で使えば、一人ずつ脱毛サロンや医療クリニックで脱毛するよりも安くなるので、おすすめです!