私自身、ケノンを使い始めて間もない頃に経験し、寝ているときに
と目を覚ましたことがあります。
痒みはしばらく続き、止まらなかったので保冷剤で冷やして、軟膏を塗ったら少しずつ収まってきて寝ることができました。
ケノン使用後、しばらくして起こる【痒み】についての原因と対処法を解説します。
脱毛後の痒みはいつまで続く?
脱毛後に発生することがある痒みは、すぐに痒くなることは少なく、数時間経ってから徐々に痒くなってきます。
早ければ1~2日くらいで引くこともあれば、4~5日間かゆみを感じることもあります。
痒いからと掻きむしると、傷ができることで悪化するので、痒みを和らげて収まるのを待ちましょう。
脱毛後にかゆくなる原因
ケノンを使って脱毛後に痒みを感じる原因は5つ考えられます。
脱毛前や日頃のお手入れで痒みを起こりにくくすることができるので、脱毛後に痒みが出る人は注意をして肌ケアしてみて下さい。
レベルが強すぎる
肌に合わない強いレベルで照射すれば、肌に与える負担は大きくなり、痒みが出ることもあるし、さらに赤くなってヒリヒリすることもあります。
- 痛みを我慢して強いレベルを使って、早く脱毛してムダ毛処理から解放されたい
という焦る気持ちも分かりますが、肌に合わないレベルで照射するとリスクが大きいです。
照射時に肌を冷やしていない
ケノン照射時のフラッシュは、メラニン色素に反応すると熱エネルギーに変わる光で、毛に含まれているメラニン色素に反応して脱毛します。
でも、メラニン色素が含まれているのは何も【毛】だけではなく肌にも含まれています。
肌に含まれるメラニンにも光が反応するため、熱により肌の水分が失われ乾燥するので、刺激に敏感になり痒みを感じるようになります。
脱毛後の保湿ケアをしていない
照射時の熱で肌の水分量が減り、放置しておくとカサカサになったり、粉を吹いたりすることがあります。
失われた水分を補わないと、乾燥して痒みにつながります。
化粧や保湿クリームを塗ったまま
ケノンを照射する前に肌は清潔で、何も付けていない状態で照射します。
肌に化粧や保湿剤・制汗剤・日焼け止めなどを塗ったままで照射すると、これらに含まれている化学物質に光が反応して肌に負担を掛け、痒みを起こす場合があります。
脱毛後2日以内は控えたほうが良いこと
脱毛したときの熱による肌への影響は、しばらく続きます。
脱毛した部位を【温める】とか【日焼け】とか【刺激】を与えると、痒みが発生することがあります。
脱毛後24時間以内は控えること
- 紫外線を浴びない
- 脱毛箇所を温めない
脱毛後48時間以内は控えること
- 塩素に注意する
詳しい解説や対策方法は下の記事にあるので良かったら参考にして下さい。
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脱毛後の痒みを抑える対処法
ケノンを使用した後の痒みを抑えるためには、脱毛時の工程をしっかりと守ってやるべきことを飛ばさないのが大切です。
- 面倒くさい
- 時間が掛かる
- パパッと終わらせたい
という気持ち・・・。
でも、これが痒みを発生する要因になってしまいます。
脱毛後の痒みを抑える方法についてお伝えするので参考にしてみて下さいね。
レベルを下げる
まず、【 照射テストをすること! 】これは大切なことです。
脱毛部位によっては、肌が敏感で痛みを感じやすく刺激を受けやすい部位もあり、痒みが出ることがあるので、照射時に【熱さ】と【痛み】を感じたときはレベルを下げて照射します。
顔脱毛をするときは、特にレベルに気をつけないと痒みが出ると目立つので大変です。
照射前後は肌を冷やす
痒み対策の基本は肌の冷却です!
- 照射前の冷却は、熱さと痛みを抑える働き
- 照射後の冷却は、肌に加わった熱を冷やす働き
【火傷や日焼けをした後はすぐに冷やす】のと同じように、脱毛後はすぐに冷やして肌を鎮静させることで痒みの発生を抑えます。
脱毛直後と日々の保湿ケア
照射時の熱で肌の水分量が減るため、水分を補うことが大切です。
脱毛後は化粧水やローション・クリームなどで水分を補い、保湿することで肌に潤いを与えて乾燥を防ぎ、かゆみの発生を抑えることが出来るので、脱毛後は念入りに保湿ケアを行いましょう。
肌トラブルを軽減するためだけでなく、脱毛効果を高めるためにも日頃からこまめに保湿して乾燥を予防することが大切です。
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脱毛部位を綺麗にする
脱毛前にお風呂やシャワーで、メイクや肌の汚れを綺麗に洗い流して清潔な状態で照射します。
入浴後に脱毛するのがベストです。
ただし、顔脱毛するときは、いつもの習慣で入浴後すぐに化粧水やクリームを付けることが無いように気を付けて下さいね。
日焼け止めを塗る
脱毛後は刺激を受けて肌が敏感になっているので、外出するときは日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ります。
時期が秋冬であれば、洋服で隠れる場所であれば塗らなくても大丈夫。
春夏に脱毛して日差しの強い外に出るときは、衣類で隠れる部分でも日焼け止めを塗っておいたがほうが安心できます。
かゆみが出てしまった時は
脱毛後の痒みの原因を抑えるのは、
- ケノンを正しく使うこと
- ケノンを使った後にお肌のケアをすること
で、肌の負担を抑えることができるので、痒みに悩まされることはなくなります。
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痒みがでた時の対策は・・
- 絶対に掻かない
- 清潔にして保湿する
- 衣服などで摩擦を与えない
- 氷や保冷剤で冷やす
- 保湿を行う
かゆみが出たとき、掻きむしる・衣類で擦れるなど刺激を与えると、毛穴の中で炎症が発生し、赤い湿疹のような状態になるなど肌トラブルの原因になる可能性があります。
どうしても痒みが我慢できない場合は、清潔な氷や保冷材等で冷却すると痒みが抑えられます。
まとめ
ケノンで脱毛する時に面倒くさいからと、
- 照射テスト
- 肌を冷やすこと
- 保湿
をしないというのは、安全にケノンを使う上でリスクを伴います。
特に、ケノンを購入して脱毛をはじめたばかりのときは尚更なので、まずは、正しい使い方で脱毛を繰り返すようにしましょう。
使い方に慣れてくると感覚的に冷やす時間を短くしたり、長くしたり、レベルを変えたりすることが出来てくるので、まずはケノンを正しく使うことでかゆみが発生しないようにすることが大切になります。
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