妊娠中だけでなく、日々の自己処理からも解放されるから手間が無くなるし、カミソリ負けで肌が荒れるということも無くなるし、女性の身だしなみとしても脱毛はいい方法だと思うよね。
ママ友に、今、使っている人気のケノンの話をしたら興味津々だけど、一人の妊婦さんが、
って言っていた・・・確かに多いかもね。
だけど、お腹が大きくなると見えなくなってムダ毛処理が出来なくなると、伸ばしっぱなしになるから脱毛を考えたけど、脱毛サロンや医療クリニックだと通わないといけないし、2ヶ月に1回の照射間隔だと間に合わないし、どうしたらいいかなぁと思っていたの・・・ということでした。
おすすめのケノンが、妊娠中の妊婦さんにも使えるのかどうかが気になったので調べたことをまとめています。
ケノンの説明書では妊娠中は「禁止」に!
ケノンでムダ毛を脱毛していますが、今まで細かい文字でたくさん書かれている取扱説明書が苦手で、あまり読んでいませんでしたが、妊娠中にケノンを使うことは禁止になっていたので、サポートセンターに電話して聞いてみました。
正しい使い方で、肌にあったレベルで照射することは出来ますが、自己責任になります。
ケノンの光は、悪影響が無いということがはっきりして一安心ですが、妊娠中は、いつもよりお肌も敏感になっているので、無理は禁物です。
同じ理由から、美顔器の使用も避けたほうがいいようです。
妊娠が分かってからアンダーヘアの脱毛のために、ケノンを購入しようと思っている方や、まだ使い始めて数ヶ月で少しずつムダ毛が減ってきて、自己処理の回数も減り、ムダ毛も細くなってきて、「今、ケノンをお休みしてしまうと、今までの照射が無駄になってしまう」と思うし、脱毛も楽しくなってくるので使い続けたいと考えると思います。
ケノンは妊娠中でも脱毛できる理由
ケノンは、妊娠中の使用を禁止していますが、サポートセンターに問い合わせたところ「悪影響はないので自己責任でなら使用する事もできる」とのことでした。
妊娠中でも脱毛ができるのには、次のような理由があるからです。
ケノンは安全な可視光線を使用している
ケノンで脱毛する時の光は「可視光線」と呼ばれるもので、光には種類があり、可視光線の他には「赤外線」「紫外線」などがあります。
赤外線とケノンの可視光線は人に悪影響を与えることはないので、安心して脱毛できますが、紫外線はがんの原因になることもあるから、勘違いしてケノンの光は危険と思っている方もいるかもしれませんね。
可視光線とは:人間が肉眼で見ることのできる光。波長は380~810ナノメートル(人によって違う)
赤外線とは:人間の目に見える赤い光より波長の長い光。太陽光線のスペクトルでは赤色の外側にあるので赤外線と呼ばれている。
紫外線とは:人間の目に見える紫の光より波長が短い光。太陽光線のスペクトルでは紫の外側にあるので紫外線と呼ばれている。
可視光線は胎児に影響はない
電磁波がお腹の赤ちゃんに悪影響を与えるという話しを聞いたことがある方もいると思いますが、電磁波には5つの種類があります。
電磁波の種類
・可視光線
・放射線
・紫外線
・赤外線
・電波
ケノンの光は、人体に悪影響のない可視光線が使われているので問題はありません。
メモ
他の電磁波については、WHO(世界保健機構)など各国の研究では放射線・紫外線・電波と発がんの可能性は否定できないが明確ではないと言われています。
放射線や紫外線は人体に悪影響を与える可能性がありますが、可視光線は人に悪影響は無いし、ケノンのフラッシュ式の光はお腹の中の赤ちゃんにまでは届かないので心配は要りません。
脱毛ムラの発生や痛みが強いことがある
妊娠中は、ホルモンバランスが乱れていて、ホルモンバランスが崩れると、いつもより体毛が濃くなり、毛周期も乱れてくるためケノンで脱毛していても、妊娠前のような高い脱毛効果を感じる事はできないことがあります。
毛が濃くなり、黒々とした毛はメラニンを多く含み、ケノンの光を吸収しやすいから痛みを強く感じることがありますし、妊娠中に照射をしていると「生えてくる箇所」と「生えてこない箇所」が、くっきりと分かれることがあり、脱毛ムラが発生することもありますが、継続して使うことで脱毛できます。
妊娠でホルモンバランスが崩れると
ホルモンの分泌が活発になり、メラニンが増えてムダ毛が増えたり、ムダ毛の色が濃くなったりする。
旦那さんが手伝ってもうらうのも一つの方法です。
妊娠中のケノン脱毛で気になること
ケノンの光(IPL:インテルス・パルス・ライト)は、体に害を与える紫外線やレントゲンのX線などとは違い、可視光線と言って、太陽と同じ種類の光なので身体に当たったり、浴びたりしても、妊娠中の赤ちゃんへの影響はありません。
また、この光は、皮膚の表面にしか届かないので、お腹の中の赤ちゃんにまで届くこともないから、ケノンの光が妊娠中の母体や赤ちゃんに影響を与える心配はしないで大丈夫です。
では、なぜ妊娠中のケノン脱毛器の使用は推奨していないのでしょうか?
同じ光脱毛を行っているエステサロンや脱毛クリニックでも、妊娠中の脱毛はほとんど行っていません。
妊娠中は、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)のバランスが乱れたり、プロクチンというホルモン分泌量が多くなったりと、ホルモンバランスが安定しないことで、通常とは違う体質になり、様々な症状が現れます。
上記のホルモンバランスの乱れが、ケノン脱毛の効果に大きく関係しており、妊娠中に光脱毛を行なうと以下のような可能性が考えられます。
脱毛ムラが発生して効果が出にくいかも
これは、女性ホルモンのプロゲステロンが増えることで、毛が抜けにくくなるからで、通常抜け落ちるべき毛が抜けずに残ってしまうことが原因です。
ホルモンバランスが不安定な状態の肌を脱毛しても、効果が得られにくいと言われています。
脱毛ムラができるときは、毛が生えている部分だけ照射間隔を1週間に1回にしたり、重ね打ちしてすることで脱毛効果を得ることができるので、肌の状態をみて試してみてね。
照射時の痛みを感じやすいかも
普段は、肌が強いと思っていた人でも、妊娠中は皮脂の分泌が少なく、肌が乾燥しやすいため、非常にデリケートな状態になることはよくあり、通常では感じなかった痛みでも、妊娠中には痛みを強く感じることがあります。
また、妊娠するとメラニン色素が増えたり、毛が濃くなるため、脱毛器の光がメラニン色素に反応して、強い痛みを感じることもあり、脇やデリケートゾーンのVIOラインなど色素沈着しやすい部位は特に強い痛みを感じるかもしれません。
照射時の無理な姿勢でお腹を圧迫するかも
ケノンはセルフ脱毛なので、妊娠前には出来ていた膝下の脱毛や脇・背中などの脱毛が、妊娠中期以降になると、無理な体勢やお腹を圧迫するような姿勢での脱毛になります。
また長い時間、同じ体勢やお腹を圧迫するような姿勢は、お腹の赤ちゃんにも苦しい思いをさせている可能性があるので、避けたほうがいいです。
肌の冷却により体を冷やすかも
脱毛時には長時間、薄着になったり、脚やお腹を出したりするし、痛みやかゆみを回避するため、照射前後に脱毛部位を冷却材でしっかり冷やす必要があります。
妊婦さんの身体の冷えは、お腹の張りや腰痛・便秘などのリスクが伴う可能性があるので、極力避けなけれなりません。
妊娠中は脱毛しにくい部位がある
自宅でできる脱毛だから、妊娠中だけではなく、通常使うときも自己責任だから、気を付けないと行けないことだけは覚えておきましょうね。
妊娠中に脱毛するとき、お腹が大きくなる前であれば、下半身の脱毛はできるけど、お腹が大きくなると立ったときに自分の脚が見えないし、一人で靴下を履くことも難しいから、妊婦ならではの脱毛しにくい部位があります。
お腹を圧迫するときには、無理に脱毛するのは止めておいたほうがいい部位があります。
旦那さんに手伝ってもらって脱毛することはできるので、手伝ってもらえるときには照射してもらうといいですね。
アンダーヘアやVIO脱毛
妊娠4ヶ月後半頃になるとつわりは収まってきたものの、今度はお腹が少しずつ膨らんできて、妊娠6ヶ月頃まではまだアンダーヘアが見えていましたが、7ヶ月以降になると急速にお腹がせり出してくるので、屈み込んで下腹部(VIO含む)を見ることが辛くなってきました。
脱毛前にムダ毛をカミソリやシェーバーで剃る必要がありますが、それさえも苦痛になってくるので、ケノンを使って脱毛するには、2週間に1回の照射間隔で脱毛するのが効果的だけど、ますます大きくなるお腹を抱えてVIOの脱毛はかなり大変です。
脚の膝下や太もも脱毛
スカートの下は、レギンスやタイツを履くこともありましたが、素足の場合は、特にムダ毛が気になってきますよね。
お腹がせり出してくる妊娠6~7ヶ月以降は、前かがみの姿勢で脚の膝下・太ももを脱毛するのは見にくいし、腹圧が掛かりやすく、腰を痛めやすくなります。
妊娠初期~中期に掛けてであれば、さほどお腹が出てこないので脱毛は可能かもしれませんが、妊娠安定期に入る前なので体調を崩しやすく、肌が敏感になりがちだから、体調面とやりにくさを考慮して脱毛したほうがいいですね。
妊娠中はVIO脱毛したくなるよ
VIO脱毛しておけば良かったと!
と思うと思います
妊娠中は、ホルモンバランスが崩れるため、体毛が濃くなることがあり、今までムダ毛が気にならなかった人も、毛が濃くなったなぁ、毛深くなったなぁと感じるようになる時期があります。
妊娠すると定期的に妊婦健診に行くことになるから、デリケートゾーンやお腹を見せる度にムダ毛の濃さが気になるし、健診を繰り返すうちに見られることにも慣れてきますが、ボーボーのアンダーヘアを見られるのは、やはり恥ずかしいという気持ちが何回見られても慣れません。
私もそうでしたが、妊娠してVIO脱毛しておけば良かったと思ったけど、同じ気持ちでVIO脱毛をしたくなる人が多いので、脱毛したくなる理由を具体的に見ていきましょう。
ホルモンバランスの乱れで毛が濃くなる
この2つの女性ホルモンが増えると、色素細胞であるメラノサイトが活性化され、体全体の毛が濃くなり、今まで気にならなかった産毛が濃くなって目立つようになります。
ある調査によると、妊婦さんの50%以上が体毛の変化(毛が濃くなった)を感じているようで、妊娠中は健診でお腹やデリケートゾーンを見せる機会が多いため、毛の濃さが、やっぱり気になっているということですね。
妊婦健診でデリケートゾーンを見られる
他の妊婦さんたちは、VIOをきちんとお手入れしているのか、自分だけ何の手入れもしていないと思われていたらどうしよう…など、色々と考えてしまいますよね。
ボーボーの状態を見られるのが恥ずかしいという人もいれば、ツルツルが恥ずかしいと感じている人もいるけど、VIO脱毛は今や当たり前の時代になりつつあるし、先生方も見慣れているので、「全く気にしませんよ」と言いますが、身だしなみとして必要かなぁと感じることがあります。
恥ずかしさ以上にVIO脱毛にはメリットがたくさんあります。
VIO脱毛するメリット
ムレやかぶれを予防
生理時の不快感やニオイを軽減
衛生的
ガンジダ膣炎の予防
見た目がキレイ
清潔で衛生的に良くても、さすがにハイジニーナ(無毛)は健診で見られたときに恥ずかしいと私は思うから、全体の毛量を減らして、I・Oラインだけ無毛にするだけでも随分スッキリするし、見た目もキレイで衛生的です。
妊娠すると女性ホルモンが乱れてデリケートゾーンが蒸れやすくなり、強いかゆみを引き起こし、ガンジダ膣炎になることがあり、出産までにガンジダ膣炎を繰り返すこともあるので、通気性の良いデリケートゾーンにしておく、脱毛しておくのが理想的です。
妊娠中のケノン脱毛の設定
出産したらムダ毛のお手入れをする時間もないので、体調の良い時だけでもケノンで脱毛できたらいいですよね。
妊娠何ヶ月まで脱毛する?
妊娠5ヶ月~8ヶ月目位までを目安にする
つわりが辛い時にケノンを使用することは避けて、つわりがおさまって安定期に入ってから脱毛しましょう。
妊娠状態が順調であれば、臨月近くまで脱毛できると思いますが、妊娠中の体の調子は、人によって違いが大きいので無理は禁物です。
安定期に入っていたとしても、お腹の張りを感じる時はケノンを使用する事はやめましょう。
照射レベルの設定は?
いつもの照射レベルより低くする
妊娠中は、肌が敏感になっていることや体毛が濃くなると、照射時に痛みを感じやすくなるから、いつもと同じレベルで照射して、ふいに痛みを感じ、子宮収縮することは避けたいので照射レベルは低めに設定します。
安全を考えるなら、照射レベル3~4で試し打ちをして、肌の状態を確認しながら少しずつレベルを上げて、肌の状態を確認しならが設定するといいです。
肌への負担は大きい?
肌への負担に注意する
妊娠中はいつもより肌が敏感になっていて、肌の状態は日々変わるので肌の調子を見ながら照射しましょう。
1回の脱毛時間はどのくらい?
1回20~30分を目安にする
長い時間、同じ姿勢でいることは、妊婦さんにもお腹の中の赤ちゃんにもよくありません。
夢中で脱毛していると、ついつい長時間になることもありますが、体の負担にならないように1回20~30分程度で終わらせましょう。
脱毛時の姿勢は?
お腹に負担の掛からない姿勢で行う
お腹の大きさも個人差があるので、臨月でもあまり目立たない方や妊娠初期でも目立ってくる方などそれぞれですが、安定期に入るとお腹がグンと大きくなることがります。
お腹に負担が掛かるということは、お腹の赤ちゃんも狭くて苦しいと思うのでゆったりした姿勢でできる範囲の脱毛を心掛けて下さい。
脱毛を避けたほうが良い部位は?
VIOとお腹の脱毛は控える
妊娠すると体毛が濃くなる方は多いですが、その中でもVIOやお腹・脇のムダ毛が増えて濃くなることはあります。
妊婦健診で見られるのでムダ毛が多いと気になると思いますが、見えにくくなってきたり、お腹に負担が掛かるようになってきたら一旦、脱毛を止めて出産してから再開したほうがいいです。
照射後のケアは?
脱毛後、保湿ケアを忘れずに行う
妊娠すると女性ホルモンが多く分泌され、ホルモンバランスが崩れることから、いつもより肌が乾燥しやすい状態になっています。
脱毛すると肌が乾燥しやすいので、乾燥を防ぐために、いつも以上に保湿ケアに気を付けないと、肌が刺激を受けやすくなります。
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妊娠中のサロンエステの対応は?
サロンやエステで使われている光もケノンと同じ仕組みなので、赤ちゃんへの影響はないとされていますが、ほとんどの場合妊娠中は断られますが、脱毛サロンやクリニックに問い合わせたら、次の2つの対応がメインになるようです。
休会・延期
妊娠・出産を終えて再び脱毛できるまでの期間を休会として、契約の期限を延長してもらえるので出産後に脱毛を再開できます。
解約
残り回数や期間によって一定額が返金されますが、どのくらい返金されるのかはサロンやエステによって違います。
割引など通常価格でない金額で契約した場合は、単純に残り回数分が返金されるということにはならないようです。
妊娠中はケノンでいつまで脱毛できる?
注意しながら好きな時に脱毛可能
つわりのときは、脱毛する気力もないけど、体調が良いときは脱毛することができます。
家庭用脱毛器は、自宅で脱毛できるのが良い所で、好きな時に脱毛できるメリットを活かすことで、基本、いつでも脱毛することができます。
妊娠5ヵ月~7ヵ月の間まで
安定期の間で体調も良く、お腹の張りが無ければ脱毛しても大丈夫だと思います。
つわりで辛い時は脱毛どころではないですし、臨月近くなるとお腹が重くて椅子に座っているだけでも辛くなり、つわりの全くない人や入院するほどつわりが重い人など、妊娠中の体調は個人差も大きく変わりやすいので無理のなり範囲で脱毛して下さいね。
出産後・授乳中の脱毛はいつからできる?
出産後に脱毛を再開できるタイミングはサロンやエステによって違いがあるけど、授乳中も脱毛しないサロンが多くあります。
これは、授乳中もホルモンバランスが変わり、乳腺の発達を促す「プロラクチン」というホルモンが多く分泌され、このホルモンの作用で体毛が濃くなる方もいて、脱毛を再開しても思うような脱毛効果が得られない場合があるからです。
また、出産を終え体力が回復していないことや、赤ちゃんの世話で睡眠不足になっているので肌の状態もいつもと違う場合が多いため、授乳中は受け付けていないようです。
生理が規定回数来ていること、授乳が終わっていることをクリアすると晴れてサロンやクリニックでの脱毛が再開できますが、赤ちゃんを抱っこしてサロンまで通うのは大変そう!
まとめ
妊娠中は、肌が敏感になるため、説明書では禁止されているけど、サポートセンターに問い合わせたら、「絶対に使わないで下さい」ということは言わず、「肌の状態を確認しながら、出力の強さを調整して使うことはできるけど、自己処理で」ということ。
妊娠中にケノンで脱毛して、効果を実感することが出来ている人も多いから、お腹が大きくなってVラインや脚が見えなくなる前に脱毛を始めたいよね。